表現コミュニケーション コース紹介


表現コミュニケーションコースとは

表現コミュニケーションコースは、

「表現活動を通してコミュニケーション能力を育成する」という方針のもと、2014年に追手門学院高等学校に新設されたコースです。

週8コマ行われる「演劇」と「ダンス」の授業を中心に

「コミュニケーション力=人間関係形成力」を身につける、先進的な教育プログラムを実施しています。

卒業生インタビュー

授業の様子



表現コミュニケーションコースの教育

「人と人とをつなげる人材」の育成

他者との協働が必要な「演劇」や「ダンス」の表現活動を通じて、自分を表現することや他者の意見を受け入れること、そして共有可能な解を導く体験を繰り返します。

その中でこれからの多様を極めた社会に対応した「コミュニケーション力」を身に着けていきます。それぞれの違いを認め、面白がり、活かし、補い合う、人と人との関係を築ける人材の育成を目指しています。


カリキュラム

表現コミュニケーションコースは,

追手門学院高等学校Ⅱ類コース(私立文系大進学対応カリキュラム)に準じます。

週8時間(演技4時間、舞踊4時間)の表現授業を行いつつ、一般的な公立高校普通科並の教科授業の時間を確保しています。

プロの俳優やダンサーの育成を目的としていないため、卒業後の進路も4年生大学への進学をメインに多岐にわたります。

 

表現の授業のくわしい内容については、「どんな授業?」をご覧ください。

卒業後の進路については「卒業後の進路をご覧ください。

よくあるご質問については先輩に聞く!表コミQ&Aをご参照ください。

1週間の時間割例(高校1年生)

※カリキュラムは年により変動する場合があります。

授業内容

【演技】 

演技の基礎的な訓練を使った体験を通してコミュニケーションについて学びます。

1学年はコミュニケーション能力の土台となる「自分」をみつめるをテーマに活動を行います。後半には、自分自身をテーマにモノローグ作品を創作し、学年末には「自画像」と呼ばれる公演(演技公開試験)を行います。

2学年では、1年次に学んだ「自分」を他者と共有し協働する方法について、また集団の中での自分の在り方について、様々なワークを用いて体験的に学習していきます。3学年では1、2年で学んだ基礎を土台に、卒業公演作品をプロのアーティストと協働して創作します。

 

一人では成立しない表現活動を通して、他者と協働すること、つながることを体験的に学び、コミュニケーションとはどういうものかを考えていきます。

 

 

【舞踊Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ】

舞踊の授業では、表現・創作活動を通じて、めまぐるしく変化する社会に対応しうる心身、創造力を育成すると共に、ダンスのジャンルを超えて、人と繋がるための表現力を身につけます。様々なジャンルの身体の使い方、観客へのアプローチの仕方、自己の内面を表現することを学ぶことによってコミュニケーション能力を育成します。 

1年次では、コミュニケーションの資本となる身体を開発するワークや「自分が踊る」経験を通して、幅広い舞踊の知識を学び、人が踊る意味について考えます。2年次では、ダンス公演に向けて0から自分たちで作品創作を行うことや「他者とともに踊る」経験、公演が成り立つために必要なスタッフワーク(裏方)の仕事を実際に行い、協働すること学びます。また外部施設でのアウトリーチを通して、ダンスで他者と繋がることやダンスの社会的効果を学びます。3年次では、2年間で育んだ力を活かしてプロのアーティストと共に卒業公演の作品を制作します。

 

【日本舞踊(3年次選択)】

日本人として知っておきたい所作や、日本的な身体表現について学びます。 

 

【特別講座】

そのほか、国内外のアーティストを招いてワークショップなどの特別講座を実施します。

 

さらに詳しい内容については「どんな授業?」をご覧ください。


コースパンフレット

2020年度のコース紹介パンフレットが完成いたしました。

PDFデータは こちら からダウンロードください。


これまでの活動



コース紹介 目次